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【ネタバレ少なめ】レイジングループ、クリア感想!!【ノベルADV】

 
 
 
 
 
 
アドベンチャーゲーム大好き、なゆきでございます!!
 
今回は最近クリアしたノベルゲームについて感想を交えまして、ご紹介して行こうと思います。
 
ストーリー重視のゲームなのでネタバレは致命的だからどうしたものか悩みました。
 
なので致命的なネタバレは避け、出来るだけ核心には触れないようにしました。
 
本当に何も知らず自分の目で確かめたい方は、予備知識なくプレイすることをおすすめします!!
 
ではでは、まいりましょうか。
 
 
 
【発売日】2015年12月3日
【対応機種】 iOS/Android/PlayStation Vita/PlayStation 4/Nintendo Switch/PC
【CERO】 D(17歳以上対象)
【プレイ人数】 1人
【ジャンル】ホラーサスペンスノベルADV
【発売元】ケムコ
【ディレクター】amphibian
【シナリオ】amphibian
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

どんなコンセプトのゲーム?

 
 
文章と絵と音楽が組み合わさって出来たアドベンチャーゲームです。
 
「ノベルゲー」と言われているもので選択肢も存在します。
 
そして本作は和風ホラーと人狼ゲームを組み合わせたものです。
 
私はこちらのゲームをきっかけに人狼ゲームというものを知りました。
 
はじめて触れる題材でもあって、わっくわっくしながらプレイしましたよー!
 
 
人狼ゲーム……元ネタは『汝は人狼なりや?』。 村人陣営と村人のふりをした人狼陣営に分かれ、相手の陣営を減らして勝利するのが目的のゲーム。
 
 
簡単に説明しますと、休水(やすみず)という集落でデスゲームをします。
 
ひとと狼に分かれて、お互いの正体を探りつつ相手を葬るのが目的です。
 
しかし殺人犯を当てるといった推理要素はあまりありません。
 
あくまで主人公の目的は全ての真相に行き着くことだと思います。
 
なので、人狼ゲームをそのままゲームシステムに盛り込んでるわけではありませんのでお気をつけください。
 
私は最初、推理を目的としたゲームだと勘違いしておりました。
 
ホラー要素もあるので、苦手な人はどうかな。
 
どこまで大丈夫かって千差万別ですよね。
 
私は超怖がりではありますが、ホラー好きという謎の矛盾を抱えた人間なのでとりあえずやってみる派です。
 
ちなみに私が怖いと感じたのは一部のシーンだけでした。
 
何が怖かったって絵が怖かったです。
 
世界観に合ってるし、怖いし、素晴らしいと思います。
 
ノベルゲーでは可愛らしいタッチの絵の方が多いので、世界観にきちんと合わせていて好感が持てました。
 
そしてこちらも大事な要素なのですが、主人公は「死に戻り」というチート能力を持っています。
 
バッドエンドを迎えると物語のスタート地点に、記憶を保持した状態で戻ることが出来る能力です。
 
つまり死んでなんぼなゲーム。
 
バッドエンドを迎えないと知ることが出来ない情報もあるので、 積極的に死なないといけません(言葉にするとおかしい)
 
バッドエンドにもきちんと価値を与えた良システムだと思いました。
 
どれがバッドに繋がるか悩む選択肢もありますし、 これ絶対バッドやんと思う選択肢も存在します。
 
最近のゲームでは珍しくないシステムですが、シナリオチャートというものもあります。
 
今自分が物語のどこらへんを読んでいるのかや、分岐のポイントを簡単に知ることができるシステムです。
 
凄く便利なシステムで、すでに読んだシーンならいつでもジャンプすることが可能です。
 
ここまでの通り、 ホラー×ミステリー×デスゲーム×ループものを組み合わせたゲームです。
 
 
 
 
 

時間を忘れて熱中できるストーリー

 
 
寝る間も惜しんでプレイしました。
 
気づいたら夜が明けてた(笑)
 
ひょんなことから集落に迷い込んでしまった主人公。
 
深い霧によって閉鎖空間と化す集落。
 
因習に囚われた村人。
 
目の当たりにするたくさんの死。
 
散りばめられた謎の数々。
 
めっちゃ気になりませんか!?
 
はじめたら最後。結末を迎えるまでやらないと気が済まなくなりますよ。
 
山岳信仰がある集落で、本作独特の伝承が語られるのも特徴です。
 
実際にある伝承についても交えて語られるので、オカルト好きとしてはポイントですね。
 
そしてこんなシリアスな内容なのに、割とギャグ要素も多いのです。
 
シリアス一辺倒な作品も魅力的ですが、レイジングループには不可欠な要素だと思いました。
 
なんか、結局一番好きなのはギャグシーンな気がする(笑)
 
内容が重いからこそ、ギャグシーンに安心するというか。
 
文章が面白いのもあって、キャラクター同士の掛け合いがテンポ良い。
 
まるでコント。
 
本作の見せ場の一つと言って良い「黄泉忌みの宴」。
 
誰が狼か話し合う場なのですが、生きるか死ぬかなので皆超必死です。
 
誰を殺すか決めることになるし、まともな精神状態じゃいられない。
 
誰が犯人か当てる場というより、自分の望む展開に誘導する場に感じました。
 
非常にピリピリした心理戦が繰り広げられます。
 
私だったら、何の発言も出来ずに終わりそう。
 
 
 
 

頭脳派主人公

 
房石陽明(ふさいし はるあき)。24歳。男性。
 
主人公ではあんまり見かけないタイプだと思います。
 
頭が良くて、口がよく回る。
 
彼と絡むと、登場人物達が一様におもしろ要員になるのが素敵。
 
良い人かと聞かれれば、どうなんだろう?
 
一言で言えばうさんくさいです(笑)
 
女性たちが魅力的に感じるのは分かる気がします。
 
でも付き合うのは大変そうです。
 
彼自身は女性に執着しないようなので、依存心が強い女性が相手だと泥沼な気がしました。
 
精神的に自立していて何があってもドンと構えてるような女性じゃないと手に負えないんじゃないかな。
 
主人公としては最高です。
 
彼でないと休水集落の問題は解決出来なかったと思う。
 
正統派主人公とは真逆をいくタイプです。
 
正統派主人公ですと、
 
情に熱い。正義感が強い。真っ直ぐ。良心的とかですかね。
 
彼はどれも当てはまらないような気がします(笑)
 
もう曲がりくねってますからね。
 
でも彼だからこそ出来た展開も多いし、
 
良い子な主人公だと逆に乗り切れない気がします。
 
彼の頭の回転の速さや切り替えの早さは、この世界では必須スキルでしょう。
 
 
 
 

多種多様なキャラクターたち

 
 
主な登場人物は16名。
 
年齢も立場も様々です。
 
そして、よく作り込まれているなと感じました。
 
最初に感じた印象通りなキャラはほぼいなくて、色んな面を見せてくれます。
 
ノベルゲーって割と若い年齢層のキャラが多いと思うのですよ。
 
なのでこういう多種多様な人物を出してくれるゲームは貴重だと思います。
 
男女のバランスも良いです。
 
最後まで進めて、最終的に一番お気に入りになったキャラは回末李花子(うえまつ りかこ)さんでした。
 
最初から李花子さん好きだったのですが、最後までぶれなかったです。
 
その次点で好きなのは、春ちゃんかな~。
 
巻島春(まきしま はる)ちゃん。
 
すっごい気難しい子だけど、むしろそんなとこも含めて好きだ!
 
本当に登場人物たちは様々な面で物語に貢献しています。
 
黄泉忌みの宴で発言力が強力だったり、
 
高い推理力を発揮したり、
 
それぞれ狼や加護持ちとしての役割を持っていたりなど。
 
 
加護持ち……ひと側に割り当てられて、ひと側に有利な能力を持つ。
 
 
心神深いキャラも居れば、正反対のキャラもいたりして
 
複雑な人間関係でお互いに影響しあっています。
 
不必要なキャラがいないのですよね。
 
伝承の説明役とか、細かく役割があるのが良いと思いました。
 
 
 
 

まとめ

 
元々はスマホゲームだったということですが、 こんなに丁寧に作り込んだゲームもあるのですね。
 
ちなみに私は、PS4版をプレイしました。
 
家庭用ゲームしか普段遊ばないので大発見でした。
 
私としてはノベルゲームには細々とでも出続けて欲しいジャンルですので、 面白いゲームが出てくれて嬉しい限りです。
 
何やら新作もあるらしいので楽しみに待ちたいと思います。
 
ここまで読んでくださりありがとうございました!!
 
 
 
 
なゆき