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『The 100/ハンドレッド』シーズン1感想。滅んだ地球で見たものは?

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なゆきですっ。こちらは海外ドラマ『The 100/ハンドレッド』のネタバレ感想記事です。
 

若者を中心としたSFサバイバルドラマ

ジャンル:SF・サバイバル・終末もの・恋愛
  
舞台は核戦争で滅んだ97年後の地球です。生き残った人達は宇宙ステーション『アーク』に移り住みますが、もう少しで酸素や資源が無くなるというヤバい状況。
 
そこでアークの偉い人達が「ちょっと地球に住めるか見て来いや」と服役中の少年少女たち100人を地球に送ります。何故囚人たちが選ばれたのかというと「命の保障は出来ないけど、犯罪者だし良いよね☆」という理由です。
 
原作・制作はジェイソン・ローゼンバーグさん。ゴシップガールの制作陣が作っています。
 
『地球側』と『アーク側』。この二つのパートが交互に展開されていきます。
 
地球側は10代がメインだからか、最初の頃のノリが非常に軽い。地球に降り立ってすぐに始めたことが喧嘩です(笑)「そんなことやってる場合じゃないだろ」とツッコミつつ観ていれば、徐々にサバイバル要素も増えてきます。後半になるとだいぶ強化されますね。
 
アーク側は色んな意味で追い詰められているので、ついこっちまで息苦しくなる。最初は全然期待してなかったのですが、後半ではアーク側の方が気になっている自分がいました。アーク内部で陰謀を企む人物もいて目が離せないです。
 
他の種族との争いや、自然の脅威など、色んなものが問題となって主人公たちを追いつめていきます。「どうなるの!?」とドキドキしながら観ていました。
 
みんな最初はキャッキャしてたのに、後半はシリアス顔オンリー(笑) シーズン1は、このギャップが面白いですね。

最初の数話はあんまり楽しめなかった

1話~2話は「ふーん」てな感じで、3話で「ん?」ってなって、5話から「お!」ってなりました。
 
なんのこっちゃ(笑)
 
序盤は何故か話に入っていけなかったです。理由はいくつかあります。
 
・若者たちのノリが合わない
理解できなくもないのです。今まで不自由だったわけだし、監視の目が届かない地球に来てテンション上がってるんですよね。
 
ただ「おいおい」って思ったのは、 胸ぶっ刺された仲間を助けに行った時。「ちょっとぐらい良いだろ?」って水辺でキャッキャし出すんですよ。
 
「いやいやいや! 仲間が死にかけてて時間ないんでしょ!?」「一刻を争う状況じゃないの!?」 と思わずツッコんでました(笑)
 
フィンは仲間のことなんてどうでも良さそうに見えるけど、クラークも一緒になっちゃう所がなー。真面目な子なら、そこは貫いて欲しいところです。
 
・誰でも考えつきそうなことをアーク側が気づかない
アーク側の人って、けっこう抜けてますよね(笑) 囚人が腕輪を外すことや勝手に動き回るって想像出来そうなのに、全く考えてないんです。地球に人を送る重要な作戦なのに、不備が多すぎるんですよ! あらゆる面で考慮しておいてくれ(笑)
 
・序盤は主人公クラークに魅力を感じない
クラークがあんまり好きじゃない理由は、人を責めている印象が強いからです。正当な理由があったとしても魅力に感じにくい。
 
・恋愛要素多め
恋愛要素は好きなのですが、割合が多いんです。しかもなんか軽い。そんな始まりだったせいか、どのカップルも好きになれませんでした。唯一オクタヴィアに片思いしてるらしきジャスパーは、応援したいなと思ったぐらいですね
 

後半になるに連れて面白くなるストーリー

5話から面白くなって本腰を入れて観るようになりました。アークを延命させるために、300人を犠牲にしたのが衝撃的だったんです。
 
地球側が死亡したと誤認してしまい、地球には住めないと判断したアーク。「もうこれしか方法がない!」と思いついたのが、300人を処分することです。いずれアークも資源が尽きるので、引き延ばすことしか出来ません。
 
実際は通信機が壊れただけでみんな生きてます。地球側も必死に照明弾を使って伝えようとするのですが、結局間に合わなかった。ここは「間に合えー!」って思いながら観ていました。
 
ただ7話で、アーク側が照明弾の話をしてるのですが、地球側のメッセージとして受け取ってない議員が大半なんですよ。これって300人を処分する前に気づいたとしてしても、止める可能性低かったってことですかね? そもそも無線機が壊れる可能性だってあったはずなんだから、その時の対処法も打ち合わせしてくれい。
 
どういう基準で選ばれてるか分からないけど、「議員変えた方が良いんじゃ?」と思いつつ観ておりました(笑) この出来事がきっかけで、ケインが酷く後悔してて印象もだいぶ変わってます。
 
子供のために志願して犠牲になったお父さんは切なかったなぁ。5話は、はじめてグラウンダーが登場した回でもありますよね。
 

キャラクターそれぞれの感想

 最初こそ良さが伝わって来なかったのですが、キャラもどんどん好きになっていました。
 
・ベラミー(ボブ・モーリー)
ベラミーは最初、悪役なのかと思ってました。後になって分かるのですが、リーダーとして兄として色々抱え込んでいるのですよね。本当は良い奴なのに、無理して悪いことをして心を痛めてる。そんな印象を受ける人物でした。
 
オクタヴィアをアークのパーティに連れて行ったのは、妹に少しでも自由をあげたかったからだろうな。こんなお兄ちゃん欲しいわ~。
 
『LOST』や『ウォーキングデッド』でも感じた事なんですが、リーダーって本当に大変。苦労だらけだし難しい立場だと思います。
 
人によって様々な考えがあるから、それを全て聞くことは無理ですよね。自分の判断が直接仲間の命に関わるし、進んでやりたい役ではないです。でも周囲は遠慮なくリーダーを責めるので、見てて可哀想になる場面もありました。
 
・オクタヴィア(マリー・アヴゲロプロス)
オクタヴィアは、まず出生が特殊な子です。第一印象はあまり良くなかったのですが、この子の物語が一番気になりました。アークでは2人以上子供を作ってはならないという掟があります。その2人目の子供だったのがオクタヴィア。
 
グラウンダーを人質にした時、拷問をしていたので「みんなやりすぎだ」と思っていたのですが、オクタヴィアだけがそのやり方を否定していました。しかも自分の命をかけて、解毒剤を聞きだします。このシーンはうるうるしてしまった。暴力では問題を解決出来ないという証明にもなったし、オクタヴィアがどういう人物か分かる良いエピソードです。
 
兄妹のエピソードはつい泣いてしまいました。ベラミーが妹を大切にしているのが凄く伝わってくるのですが、不器用すぎて気持ちとは裏腹な発言をするんですよ。この2人にはだいぶ気持ちを持ってかれました(笑)
 
・ジャスパー(デヴォン・ボスティック)
槍が刺さった時は「絶対死んだ」と思いました(笑)ホラー映画でいう最初の犠牲者に見えて「こりゃ助からんわ」と諦めていたんですよ。よく生き残ってくれた!
 
最後まで見た感想としては、何だかんだで応援したくなるキャラクターです。頑張れと言いたくなる。水中で襲われたオクタヴィアを真っ先に助けたし、勇気がある人物なんだろうな。
 
ちょっと危うさもあって、見ててハラハラします。でもけっこう活躍度も仲間への貢献度も高いと思う。失敗しつつも、最後にはやり遂げてくれる。そういう所が好きですねー。
 
・ケイン(ヘンリー・イアン・キュージック)
ケインはずっとどこかで見たことあるなと思っていたら、『LOST』のデズモンドでした。海外ドラマの魅力のひとつで「この俳優さん、あのドラマや映画に出てた!」と発見があることなんですよ。なんかちょっと嬉しくなりませんか? しかもちょっと贔屓してみてしまう(笑) 
 
最初は嫌なやつだと思ってたんですが、彼なりにアークのことを真剣に考えてたんだと思うと憎めない人物です。
 
・ジャハ議長(イザイア・ワシントン)
議長もけっこう好きでしたね。秘密主義なところは良くないと思うけど、リーダーとして難しい立場にいて感情移入して見てしまいます。
 
アーク側はけっこう見どころが多いのですが、最後らへんの議長は本当に格好良かった! 最後、アークでひとりお酒を飲む議長が切なかった。特にセリフとかないんですが、万感の思いが感じられて心に残ってるシーンです。いやー、議長にも地球を見せてやりたいよ。
 
 ・ウェルズ(イーライ・ゴリー)
議長の息子であるウェルズ。良い奴なのに、とにかく可哀想。「お前の父親が家族を殺した」と責められる場面がよく出るけど、ウェルズは何もしてないですよね。むしろクラークの母・アビーの密告を自分がやったことにしてます。優しい奴なのに、扱いが不憫すぎる。
 
気持ちの行き場がないんだろうなとは思いつつ、責め続けられるウェルズはどうしたら良いのって思ってしまいます。
 
・マーフィー(リチャード・ハーモン)
可哀想な人その2。日頃の行いが悪いために、免罪で処刑されかけました。自業自得だけど、周囲もやりすぎ。色んな人から恨みを持たれていたために起きた悲劇かもしれませんね。
 
・レイヴン(リンゼイ・モーガン)
可哀想な人その3。彼氏に会いたくて命懸けで地球に来たのに、すでに彼氏は別の女性と親密な関係になっていたという事実。自分なら辛すぎるわ。しかもキャンプからは離れられないから、どうしても目に入る。
 
レイヴンはきっぱりした女性だから、自分で決着つけてましたねー。自分なりに前へ進もうとしているのが切ない。アークの整備士だっただけに、かなり有能なキャラです。機械の修理や、爆弾作り、トランシーバーまで作れます! メンバーにはなくてはならない存在ですよね!
 
・シャーロット
なんか恐怖を感じました(笑) 怯える可哀想な少女なのですが、ベラミーの助言をすごい捻じ曲げて解釈してました。それに瀕死の仲間を目の前にして、スッとナイフをベラミーに渡すんですよね。その時の顔がめっちゃ怖い。彼女だけ存在がすごくホラーなんです。ウェルズの急所をつけたのは、クラークが瀕死の仲間を楽にする瞬間を見てたからかな。
 
・リンカーン(リッキー・ウィットル)
グラウンダーの男性。オクタヴィアを助けてくれたのは、彼女に惹かれていたからなんですよね? 争いは嫌いなのかと思ったけど、オクタヴィア目当てだったのか(笑) 手帳に気になる女の子の絵を書いちゃう、そんな可愛らしいマッチョです。仲間からは裏切者扱いされるけど、何かと主人公達を助けてくれる良い奴。
 
・フィン(トーマス・マクドネル)
フィンは何考えてるのか分からないキャラクターです。アークに実は彼女(レイヴン)がいて、それが後になって発覚します。二度と会えないと思ってたとしても、クラークに切り替えるの早すぎるわ。その甘い台詞誰にでも言ってんだろ。グラウンダーにも理解がある人物として描かれているけど、今のところ良い人とは思えないかな。物語後半で本気モードになっても、前半のチャラさを引きずってしまう。色んな意味で中途半端な印象を受けます。
 
・クラーク(イライザ・テイラー)
フィンにも言えるのですが、唯一記憶に残ってるのが三角関係のエピソードなんですよね。余計に「生きるか死ぬかという状況で?」という印象が強い。真面目な女子がチャラい男性にハマってしまったようにしか見えないのです! でも男性が絡まなければ、医療技術やリーダとして活躍していて、今後も期待できそうなキャラでもありました。女性主人公は大好きなので、今後も応援したいです!
 

めちゃくちゃ続きが気になる終わり方!

シーズン1では地球がどうなってるのか、ごく一部しか知ることが出来ませんでした。地球の全貌やグラウンダーの存在(地球で生き残った民)は、謎めいててすごく気になります。頭部が二つに分かれた鹿や水中に潜むモンスターなど、ワクテカする要素もあって今後も非常に楽しみ!!
 
地球に誰かがいるのはなんとなく予想は出来ましたが、やはり対立してしまいますよねー。それまでは戦闘力のない主人公達ですが、今後強くなっていくのかな。
 
シーズン1では、主人公達と対立するグラウンダーがそんなに悪い人達だと思わなかったんですよね。グラウンダーの女性が登場していましたが、彼女の主張は最もだと思います。そりゃ急に空から宇宙船が降ってきたら「何事!?」って思うよ。
 
最後は本格的にグラウンダーとの戦いとなりましたが、みんなバラバラになってしまいましたね。生死不明な人物もいて次が気になる!!
 
シーズン2以降はもっと面白くなるらしいので、次も楽しみだなぁ。個人的にはシーズン1もなんだかんだで楽しめたので、継続して観て行きます! 
 

『The 100/ハンドレッド シーズン1』の配信情報

 
本作は2014年に制作されています。話数は13話。時間は40分ぐらいです。 
 
・見放題の配信情報について
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(※2018年11月4日確認)