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【小説】貴志祐介さんのおすすめ6作品!【随時追加】

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なゆきです。今回は私が大好きな小説家「貴志祐介」さんの作品をリストにして紹介します! 備忘録的なものですね。今後読んだ作品は随時追加していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

私が思う貴志祐介さんの魅力はズバリこれです!

 

➀読みやすい

➁雑学が豊富

➂様々なジャンルを楽しめる

 

もちろん一番好きなのはストーリーなのですが、どの作品を読んでも感じるのが上の箇条書きの部分なんですよね。小難しい内容や難解な話だと読む前から挫折してしまいそうですが、貴志祐介さんの作品は最後まで一気に読んでしまえるのです。

 

ジャンルも非常に多彩でして、ホラーと言っても同じような内容のものはありません(読んだ範囲での話です)。そして思わず感心してしまう雑学の数々。個人的に心理学と神話系が大好きです。興味ある方は是非読んで見てくださいね!!

 

※ ネタバレは出来るだけしないようにしています。

 

 

1.十三番目の人格 ISOLA

 

<ホラー/ミステリー/女性主人公/多重人格/特殊能力>

人の強い感情を読みとる能力「エンパス」を持った賀茂由香里が、多重人格の少女・森谷千尋と出会うところから物語が始まります。

 

貴志祐介さんを知るきっかけになったホラー作品です。当時多重人格に興味があって、テーマに取り上げていた本作を読みハマってしまいました。先が気になって一気に読んでしまった思い出があります。

 

多重人格とエンパス(特殊能力)をストーリーに組み込んだのが面白いです。それまでエンパスというものを知らなかったのですが、人の思考を読む能力とは似て非なるものみたいですね。

 

外側からは分からない内面的なものを、エンパスによって分かるのが斬新だと思いました。怖さ的には謎が解けてしまうとそんなに怖くはないなと思います。ただ結末はぞっとしました。

 

2.黒い家

 

<ホラー/サスペンス/男性主人公>

生命保険会社に勤めている若槻慎二が、顧客の家で子供の首吊り死体を発見してしまい事件に巻き込まれてしまいます。

 

とにかくめちゃくちゃ怖い! 精神的にも命的にもギリギリな状態を味わえます。純粋に人間の怖さを追求してる作品です。

 

この本を読んだ時はどちらかと言うとオカルト系のホラーが好きだったのですが、個人的には新境地でした。ありそうだと思えるのが何より怖いのです。今でも夜自宅に帰って明かりを付ける瞬間、この小説を思い出してしまいます。

 

主人公が適度にやらかすから、こっちも一緒になって焦ってしまいます。何やってんだよと主人公にツッコミつつ、ページをめくる手が止まりません(笑)

 

強烈に印象に残ってるのは全部怖いシーンなのですが、怖いだけでなく考えさせられる要素もあるのが魅力だと感じています。今まで見てきた作品の中でも上位に来るほど、敵キャラのインパクトは強いです。

 

3.天使の囀り

 

<ホラー/ミステリー/女性主人公/複数視点/グロテスク>

アマゾン探検隊に参加していた恋人がきっかけで、主人公の北島早苗は怖ろしいものに関わっていきます。

 

ネタバレせずに読んで欲しい作品です! 私は意外性があり、読んで良かったと思える作品の一つです。登場人物やシーン、それぞれがとても印象に残っています。貴志祐介さんの作品で一番好きなのは本作かもしれません。

 

ただ気持ち悪い場面もありますので、人によっては苦手な要素があるかもしれないですね。ネタバレを避けたいゆえの書けない歯がゆさ(笑) 私自身も苦手な要素があったのですが、それを乗り越えてしまうほど好きになりました。

 

貴志祐介さんの作品では猛烈に切なさを感じる場面が時々出てくるのですが、本作のあるシーンは本当に切ないと思いました。ある登場人物の人生を思うと悲しくてしょうがなかったです。

 

タイトルの意味を理解した時は「そういうことか!」と感嘆しました。

 

4.クリムゾンの迷宮

 

<サスペンス/デスゲーム/サバイバル/男性主人公>

深紅色の岩に覆われた異様な場所で目を覚ました藤木芳彦は、どことも知れない場所で命を懸けたゲームに参加させられます。

 

強制的にゲームをさせられているのはよくある設定ですが、殺し合いや賭け事とはちょっと違うんですよね。なんというか、肉食動物に追われる草食動物の気分が味わえます(笑)

 

貴志祐介さんの中でも特に展開が早くスピーディーな作品だと思います。次から次へと流れるようなストーリーに脱帽。読んでいて早く逃げてと主人公を急かしたくなる。ページをめくるスピードもどんどん上がります。本当に命を狙われてる感が半端ない作品です。

 

そして、主人公が立ち向かう「ゲーム」も本当にゲームを彷彿とさせる内容なので、ゲーム好きとしてはニヤニヤしてしまいます。

 

5.青の炎

 

<倒叙ミステリー/男性主人公>

高校生・櫛森秀一は、母と妹を守るためにある決意をします。

 

倒叙ミステリーです。「とうじょ」と読みます。読み方が分からなくて調べました(笑) 犯人側の視点で描かれたミステリーです。

 

小説で倒叙ミステリーを読んだのは本作がはじめてだったのですが、最初に読まない方が良かったと思いました。破滅に向かっていく主人公の物語を見守るのが辛すぎます。登場人物に深く感情移入する方だと読み進めるのがかなり辛いかもしれません。

 

「倒叙ミステリーってこんなに苦しいジャンルだったの?」と最初は思いました。読了後はなんと表現したら良いのか。とてつもない切なさというか、やるせない気持ちになりました。読み終えた次の日も引きずってしまい倒叙ミステリーは当分いいやと思いましたが、また内容を忘れた頃に読むと思います。

 

家族の為に戦い、踏み入れてはいけない道へ進んでしまった。主人公が愛おしいと思える作品です。

 

6.悪の教典

 

<ホラー/ピカレスクロマン/男性主人公/複数視点>

英語教師の蓮実聖司(ハスミン)は生徒や教師、PTAから絶大な信頼を得ていたが、実は裏で自分の障害となる者を殺すサイコパスだったのです。

 

伊藤英明さん主演で映画にもなりました。悪側が主人公ということで悪事がこれでもかと描かれてます。

 

物語上の事件は全て主人公の視点で分かりますので、恐怖度はそれほど高くありませんでした。生徒側だけの視点だったら物凄い怖かっただろうな。サイコパスの心理描写が事細かに書かれているのが魅力じゃないかと思います。悲壮な決意とか、復讐心とか、全くありません。

 

潔いまでに悪を貫いていて、最初から最後まで自分のために行動しています。どこまでも自由で、やりたい放題好き放題な主人公。家族のために苦しい決断をした青の炎の主人公とは正反対だなと思いました。

 

でも、ほんの少し葛藤しているような描写もありましたね。ハスミン。

 

7.貴志祐介さんのおすすめ作品集まとめ

 

今回は備忘録も兼ねて、複数の作品を取り上げてみました。貴志祐介さんの作品に生きているうちに出会えて本当に良かった。読んだ作品も、また時間を空けて読みたい作品ばかりです。

 

この記事が少しでも、皆さんの参考になれば幸いでございます!!

 

なゆき