ストーリー重視ブログ

ストーリーがあるものならジャンルを問わずにご紹介するブログです。主に取り扱っているのはゲーム・ドラマ・アニメ・映画・書籍系。たまーに雑記も書いております。

【アニメ】ゾンビ×和風×ロードムービー『甲鉄城のカバネリ』の感想!

 
こちらはオリジナルアニメ『甲鉄城のカバネリ』の感想記事です! ※ネタバレあり。

 

カバネリ新作中編アニメが2019年春に公開されます! 本編後の後日譚ということで、どのような展開になるのでしょう。作品タイトルは『甲鉄城のカバネリ~海門(うなと)決戦~』です!!

 

 

1.様々なジャンルが融合したゾンビアニメ

主なジャンル:時代劇、スチームパンク、ゾンビ、アクション、ロードムービー 

 

出典:「甲鉄城のカバネリ」PV第三弾_2016.03.17解禁

 

フジテレビ『ノイタミナ』枠で放送された、和風な世界観にゾンビ要素をプラスした異色の作品です。

 

監督や音楽を担当されているのが、アニメ版『進撃の巨人』を制作されているメンバーなんですよね。監督が荒木哲郎さん。音楽が澤野弘之さん。作画もとっても綺麗なアニメで、女性キャラが見惚れるほど繊細で美しい。どこかで見たことあるキャラデザだなって思ってたのですが、初代マクロスの美樹本晴彦さんが原案を担当されていました。 

 

昔の日本に似たところで、カバネ(ゾンビ)に襲われ生き残った人々が、砦を築いてひっそりと生活しています。このゾンビが中々強い!! 走るわ。跳ぶわ。登るわ。しまいには武器も扱うゾンビも出てきます。

 

私が見てきたゾンビの弱点と言えば頭部なのですが、本作では心臓です。しかも心臓周辺が強固に守られてるため、普通の武器ではダメージを与えることが出来ません。


あと学習能力もあるゾンビで、かなり手強い部類に入ります。のろのろしたゾンビではないので、アニメーションならではの派手な動きが見所ですね。ただ、本作は全く怖くありません! ゾンビの脅威は描かれていますが、アクション要素が強いし、ホラー演出もないからでしょうね。

 

ヒロインがバッサバッサとゾンビを倒してくれるので爽快感はあるのですが、その代わり本来手強いはずのゾンビが弱く見えます。ゾンビ要素は題材のひとつで、ホラーを描きたいわけではないんだろうな。

 

自分はここらへんがけっこう面白く感じました。どうしてもゾンビ=ホラーと考えがちですが、ゾンビでも様々な描き方があるなと思ったんですよ。ゾンビを使ってどんな話にしたいかで、雰囲気も変わってきますよね。

 
『甲鉄城のカバネリ』って、一見合わなそうなジャンルを掛け合わせてるのに、違和感が全くないんですよね。ゾンビは西洋の印象が強くて、「ゾンビと和風って合うかなー?」と思っていました。でもこれが意外と合うのですよね。他の作品にはない独特の世界観になっていて面白いです。

 

この世界観が12話で終わってしまうのは勿体ないなーって思ってました。

1.ロードムービー要素が良かった!!

カバネの存在と同じぐらい大事な要素になっているのが、駿城(はやじろ)と呼ばれる蒸気機関車です。移動手段であり、舞台でもあり、タイトルの一部でもあります。


砦を次から次へと渡り、そこからエピソードが生まれるロードムービーの要素になっているんです。蒸気機関車の甲鉄城はロボットアニメでいう戦艦みたいなイメージでした。登場人物の菖蒲(あやめ)さんが、艦長的な立ち位置に見えますねー。

 

とにかくスピード感があって良い!! 物語でも大活躍してました。


物語も次から次へと砦を移動して展開されるので、アクションの要素も加わってテンポが非常に良い作品になってます。

 

甲鉄城が行き着く先は、カバネに襲撃されて壊滅してるか、これから壊滅するかのどちらかしないという絶望っぷりです(笑) 「むしろ主人公たちが引き連れてきてんじゃない?」と思うレベルでした。 

2.人間でもカバネでもない存在、カバネリ!!

身体はカバネで、心は人間。中途半端な存在。半妖みたいなものかなーと認識しております。主人公とヒロインがこのカバネリです。


身体がカバネなのだから噛まれても平気だし、身体能力も非常に高いです。だからこそ、無名のような派手なアクションが出来るのですよね。普通の人間ではないため生きる為には血を飲まないといけません。ゾンビというより吸血鬼っぽい設定です。


カバネに噛まれる恐怖は薄くなるけど、完全にカバネになってしまう可能性もあるので、リスクが全くないわけではありません。

 

主人公たちは旅の途中で人間に戻ることを決意しますが、あの世界ではカバネリの存在は不可欠だと思うので当分は無理そうですよね。 

 

カバネリではなくなった時が、主人公二人の物語の終わりなんだろうな。12話まで見る限り、話の途中で終わった感じがしてしょうがないです。

 

3.主人公はけっこう熱い人物!

カバネに襲撃された際に、妹を置いて逃げ出したことがある生駒(いこま)。そのことを酷く後悔しているキャラクターです。


正直、キャラデザは地味。


過去の出来事が影響していて、カバネリになる前も、なってからも一貫してカバネに立ち向かってく熱さを見せてくれるんですよね。

 

生駒「俺が誇れる俺になるんだ!」(アニメより引用)

 

カバネだと思われて甲鉄城から落とされたのに、カバネに噛まれつつ甲鉄城を助けたのは偉いですよ。泣いてて、あれは可哀想だった。 

4.とても12歳には見えない最強ヒロイン

ヒロイン・無名(むめい)のアクションシーンがすごい。凄まじく強い! アクロバティックなアクションで魅せてくれます!

 

生駒は妹と重ねて見ているところがあります。12歳らしいですが、スタイルが良すぎて見えない(笑)


無名自体は良い子なのですが、実は敵サイドにいるキャラクター。自分が慕うあにさまと、甲鉄城の皆の狭間で迷うんですよね。敵サイドでは利用しかされてないし、良いことなんて一つもないのにね。


美馬と出会ったのが幼い時というのもあって、価値観があにさま基準になっちゃってます。人を傷つける発言をしたり、思ったまま行動に移してしまうのは子供だというのもありますが、育ってきた環境もあるんだろうなー。


あにさまはロクなこと教えないよ。 

5.一番好きなのは菖蒲(あやめ)さん!

キャラデザが好きなのもありますが、弓使いというのがポイントです(笑) 弓使い、大好きなんですよー。弓を構える姿がたまらないです!


菖蒲さんは甲鉄城のリーダーだから率先して戦わないのはしょうがないですが、もうちょっと戦うシーンが見たかったですね。


綺麗なだけではなくて、心の強さも持っている女性なんですよね。生駒に血を与えるシーンは、菖蒲さんの良さが出てて好きなシーンです。

 

生駒と無名がメインだから、それ以外のキャラにはあまり焦点が当たってないのですが、全く出番がないわけではないです。前半は活躍してくれますが、もっと活躍してほしかった! 

6.OPとEDがめっちゃイイ!!

オープニング曲はEGOISTさん担当で『KABANERI OF THE IRON FORTRESS(カバネリ オブ ジ アイアン フォートレス)』。


エンディング曲『ninelie EP(ナインリィ イーピー)』。Aimerさんとchellyさん(EGOISTのボーカル)が歌っております。個人的にはエンディングが特に好きで良く聴いてます! 


あとBGMもすごく良くて、物語をめちゃくちゃ盛り上げてくれるんですよね! 

7.前半と後半で雰囲気が違う!

個人的には前半のゾンビから必死に生き残ろうとする展開が好きでした。ただ残念だったのが後半に美馬が出てきたらへんで、話の展開が変わって人間同士の争いがメインになっちゃうんですよねー。せっかくの個性が後半でなくなってしまったと感じてしまいました。

 

それまでは疾走感があったストーリーも失速してしまったように思います。もうゾンビとか人間に利用されるだけのアイテムです。後半はバトルのスケールも大きくなって、余計にゾンビの存在感が薄れていましたね。


あと活躍するキャラクターも生駒と無名と美馬ぐらいで、他のキャラクターの影も薄くなってるところが気になりました。

 

第1話の『脅える屍』、第4話の『流る血潮』、第6話の『集う光』が好きなので、最後まで同じ路線で良かったのになと個人的には思います。甲鉄城のみんながそれぞれの役割を頑張って、力を合わせて乗り越えてる感じが凄い好きなんですよ! 

2.『甲鉄城のカバネリ』の配信情報

見放題配信は以下を参考してみてくださいね~!

 

【Hulu】✖

【NETFLIX】〇

【Amazonプライム】〇

 1~12話まで配信中です!

(2018年11月4日確認)