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『ヒューマンズ』シーズン1の感想。人とロボットの絆が描かれた海外ドラマ

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なゆきでございます! 今回は海外ドラマ『ヒューマンズ』シーズン1の感想記事です。※ネタバレ感想。

 

高機能な人型ロボットが普及した世界での物語

ジャンル:SF、サスペンス

 
このお話では、人型ロボットは『シンス』と呼ばれています。人間と同じ姿をしたロボットが当たり前のように家庭や職場にいる世界。ロボットの活躍により職どころか居場所さえも奪われる人々。

 

それゆえに人間はロボットに反感を持っているんですねー。意識を持つロボットの出現など、ここらへんの設定が最近プレイしたゲームに物凄く似てる!

 

www.nayuki-story.com

 

似てるのは世界観で、お話の内容は全く違いますよ。人型ロボットが生まれたことによる問題をホーキンスという家族を通して描かれていました。家族は5名。夫のジョー。妻のローラ。長女マチルダ。長男トビー。そして末っ子のソフィです。

 

SFですが、時代設定はさほど現代と変わらないですね。難しい内容かと思っていたのですが、話数も少ないし話もどんどん進んでいくので、飽きずに最後まで観ることが出来ました。

 

本作で一番良かったのは、シンスと人間の関係が描かれていたことです。シンスを憎む人もいますが、恋愛感情や家族の情を持つ人物もいます。シンスに向けられる感情は本当に複雑で、そこらへんが濃く描かれているんですよね。


たぶん中心人物はアニータというシンスだと思うのですが、様々なキャラクターの視点でドラマが進むため、特定の主人公はいないように感じました。

 

アニータ役の女優さんがめっちゃ美人なんです!! お名前はジェンマ・チャンさん。アジアンビューティーな方です!

怖い話かと思いきや?

予告でアニータがずっと笑い続けるなど不気味なシーンがあったので、最初は怖い話だと思ってました。アニータがどんどん怖くなって、家族を苦しめるのかなと予想してたんです。でも全然そんなことはありませんでした!


最初こそアニータは怪しさ全開ですが、実際は深いテーマがある作品ですね。物語が進むほどシンスと人間の確執が深まっていきます。

 

最近は似たようなテーマをよく見かけます。人工知能がもっと進化して、人間をあらゆる意味で脅かす。すっごい難しい問題です。


ホーキンス一家も大体の人が思うほどの感情しかシンスに抱いていませんでした。それがアニータとの交流を通して、シンスへの考え方が徐々に変わっていきます。

 

例えばシンスを物扱いしていた長女マチルダが、女性型シンスを庇うシーンがあるんですよね。こういう心境の変化が見られるのが面白い点だと思いました。


特に関係が大きく変わったのは、ローラとアニータですね。家事・育児など何でもこなすアニータに対して、ローラは家庭内での立場を奪われたように感じていたと思います。ローラにとっては、突然家庭に入り込んで来た部外者。違和感を持ってもしょうがいないです。

 

ローラだけでなく、シンスが嫌いな人はこの世界では数多くいるんでしょうね。どうやっても仲良くなれそうもなかったローラとアニータが、一番距離を縮めたのは意外でした。


ロボットらしくないアニータに懐疑心を持っていたローラ。最終的には一番の理解者になっていたと思います。実は『母親』という共通点もある二人なので、通じ合うものがあるんだろうな。

 

シンスに対して否定的な立場であったからこそ、アニータを受け入れて味方になってくれたのが嬉しかったです。アニータに対し複雑な感情を持ちつつ、事実は事実として受け入れる人物でしたね。ローラ、けっこう好きなキャラです。ちなみにキャサリン・パーキンソンという女優さんが演じています。

 

アニータは元々は愛情深く思いやりがあるシンスでした。それがローラに伝わったのが、ソフィの本の読み聞かせをアニータが代わってからですよね。それからはローラの態度も軟化した気がします。

 

最初と最後では、ジョーとローラの立ち位置が完全に入れ替わってましたね。 

人間とシンスの絆

意外だったのがミリカン博士とオディのエピソードです。シンスの開発に携わっていた博士で、療養生活を送っています。ミリカン博士は自分のシンス・オディを息子同然に大切にしているのが泣けてくるんですよ。

 

物語の中で、シンスが道具扱いされている描写がいくつも出てきて、人間がシンスをどう思ってるのか分かるようになってます。人間の都合で生み出されたわけですが、あまり良い扱いは受けていません。


シンスに対して情を持つ人間の方が珍しいって感じです。オディは古くて誤作動を起こすので、新しく性能の良いシンスがミリカン博士に元にやってきます。それでも頑なにオディを守ろうとするミリカン博士。


ミリカン博士は年齢からか記憶障害があって、亡くなった奥さんとの思い出をオディが記憶してくれているのです。ミリカン博士にとっては、オディは亡くなった奥さんとの繋がりを感じられる唯一無二の存在なんだと思います。


世間からはおかしく見えるのかもしれないけれど、オディへの深い愛情が感動的でした。こういう種族を超えた絆に非常に弱いんですよ!!


オディ自身は普通のシンスなのですが、愛情いっぱいの家庭で生きてきたんだろうなと思いました。オディは誤作動でちょっとおかしな行動をとるのですが、それがおちゃめで危なっかしい(笑) 壊れかけなのが物悲しさを強く感じさせます。実はオディとミリカン博士って似た者同士かもしれないですね。

 

ヒューマンズは人間とシンスの問題も描いていますが、同時に人間とシンスの絆も描いているのが良い点です。

 

すごく好きな二人なので、ミリカン博士が死亡したこと、オディも廃棄処分を受けて退場しことがとても悲しい! サブキャラなのは分かっていたので、ある程度覚悟はしてました。でもやっぱり辛かったなぁ。

 

ミリカン死亡シーンは、何回見ても泣いてしまう!!

 

全然関係ない話ですが、オディ役の俳優さんどこかで見たことあるなと思っていたんですよね。調べてみたらゲームオブスローンズでした! 俳優さんはウィル・テューダーさん。イケメンさんです! 

つい「お父さん!?」と言いたくなる

何回ジョーにツッコミを入れたくなったか分かりません! 最初は良いお父さんだと思ってたのですが、途中から「どうしたの?」と思うくらいやらかします(笑)


男性だから興味あるのも分かるのですが、息子が庇ってくれたあたりで完全に父としての立場を無くしましたよね。ローラに一応本当のことを話しますが言い訳ばかりで、トビーのほうが大人に見えました。


家族の目が完全に冷めている(笑)


そこらへんはまだ良かったんです。残念だったのがシンスを実はただの物としか思ってなかったところでした。家族全体がトビーを事故から守ってくれたことで、アニータに対して感謝の気持ちを持っていたのです。


ただ父はやらかした事を隠蔽したくてアニータを返品しようとしているのがね。アニータを物として見ていたから、あんなことも出来ちゃったのかなと思うと残念です。


でも後悔していたらしいから、まだ良いのかな。アニータが慈悲深く理解あるシンスで良かったですよね。残念なお父さんであった。 

シンス達の魅力

シーズン1では、意識があるシンスが6体登場します。

 

母性豊かなアニータ(本名はミア)。素直で純粋なマックス。気難しいニスカ。お兄さん風なフレッド。人間と機械の狭間にいるレオ。そしてカレン。それぞれ個性的な魅力があります。


特に好きなのはニスカ。まず容姿が美しい(笑) いつまでも見ていたくなります。無表情でロボットの冷たさを感じさせますが、同胞への思いは誰よりも強いんじゃないでしょうか。シンスの中で色んな感情を見せてくれたのはニスカな気がします。女優さんは、エミリー・バーリントンさん。これからの活躍にも期待!


意識を持ったことで生まれた苦悩なども描かれているのが、より魅力的にしているなと思いました。シンスであることを誇りに思っているところがありますね。


シンスだけではなく、どの登場人物も好きですね。それぞれ考え方、性格、立場が違うので、分かりやすいキャラ作りをしているなと感じました。

 

人間だと思われていた刑事のカレンも好きです。実は意思を持ったシンスなのですが、最初は人間のフリをしています。女優はルース・ブラッドリーさん。

 

複雑な経緯があって、レオの死んだ母親そっくりに作られながらも拒絶されてしまいます。壊されそうになったけど開発者が心変わりして、なんとか助かりました。でも、それからは孤独に生きてきたんですよね。

 

仕事仲間ピートへの恋心や、己への苦悩が感じられて、難しいながらも放っておけないキャラになっています。彼女の願いは自らの死で、プログラムで自分から死ぬことは出来ないみたいですね。

 

カレンがシンスだと知って一度は拒絶するピートですが、最後にはカレンを迎えに来てくれるんですよね。カレンをひとりにしないでくれて、ありがとう!!

 

このコンビ大好きだなぁ。一緒に帰るシーンでは、ホロリとさせてもらいました。

 

6体のシンスが揃うと、全シンスに意識を与えることが出来るらしいです。シーズン1では、マックスを治すところまでに留まっていました。そのプログラムは一応ローラに託されましたが、怪しい動きをしているニスカも気になります。

 

今後のシーズンでは、一体どうなっていくのでしょうか? とてつもなく気になります!

『ヒューマンズ』シーズン1の配信情報

本作はHuluプレミアと言われている作品です。Huluが一番はじめに配信した作品をHuluプレミアと呼ぶらしいですね。シーズン3もイギリスで放送されているみたいなので、いずれ日本にも配信されそうですね。

  

【配信された年】2015年

【話数】8話

【時間】大体46分前後 

 

Huluにてシーズン2まで配信中!  字幕版・吹き替え版、どちらもあり! (※2018年11月3日確認)