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【アニメ】心打たれる歌の物語『LOST SONG』の感想&レビュー!【NETFLIX】

 
なゆきでーす! ファンタジーアニメ『LOST SONG』の紹介&感想記事を書きました!
 

lost-song.com

 

1.『LOST SONG』の紹介

 

1.『LOST SONG』の作品情報

【ジャンル】ファンタジー、ダブル主人公
【原作・監督・脚本】森田と純平(MAGES.)
【アニメーション制作】 LIDENFILMS × ドワンゴ
【キャラクター原案】福田知則(MAGES.)
【メインキャラクターデザイン】 金子志津枝
【音楽】白戸佑輔
【音楽制作】MAGES.
【歌詞】畑亜貴
【放送された年】2018年
【話数】12話

2.『LOST SONG』のあらすじ

 
歌の伝説がある世界での物語。舞台はヌーナシア大陸。そこには歌うことで、さまざまな奇跡を起こせる二人の少女がいました。
 
一人は緑豊かな村で健やかに育ったリン。 もう一人は賑やかな王都で優雅な生活を送るフィーニス
 
全く正反対の人生を歩んでいる二人ですが、歌を愛する気持ちは同じ。そんな二人が、それぞれ苦難に満ちた旅へと出るお話です。
 

3.『LOST SONG』の登場人物

 
リン:鈴木このみ 歌が大好きな主人公。
フィーニス:田村ゆかり もう一人の主人公。
アル:久野美咲 リンと共に育った少年。
ヘンリー:山下誠一郎 レオボルト家の騎士。
ポニー:たかはし智秋 元宮廷吟遊詩人。面白い。
アリュー:瀬戸麻沙美 王都軍にいた少女。ツッコミ役。
モニカ:芹澤優 アリューの妹。すぐ寝る。かわいい。
コルテ:茅野愛衣 フィーニスの侍女。好き。
メル:茅野愛衣 リンとアルの家族。好き。
ルード:鈴木裕斗 ゴルト王国の王子。きらい。
ドクター・ヴァイゼン:小形満 天才科学者。
タルジア:糸博 リンのおじいちゃん。
バズラ:小山剛志 王都の将軍。

4.争いに巻き込まれた歌姫二人が主人公の物語

こちらの作品は『NETFLIXオリジナル』に含まれていまして、NETFLIXで配信されています。地上波でも放送されたみたいですね。
 
現在でもNETFLIXで視聴できますので、契約されている方は是非観ていただきたい!
 
本作は歌がテーマになっているだけに、随所に歌唱シーンがあります。 リン役の鈴木このみさん、フィーニス役の田村ゆかりさん。どちらの歌もとても素敵でした!
 
サントラを探してみたのですが、単体では発売されていないみたいですねー。ちなみにオープニング『歌えばそこに君がいるから』エンディング『TEARS ECHO』『終滅の歌』はありましたよ! 全部ダウンロード済み(笑)
 
『癒やしの歌』がフルで聴きたい!
 
明るく元気いっぱいなリン。お淑やかだけどちょっと抜けてるフィーニス。この立場の異なる少女二人のエピソードが交互に展開されていきます。ダブル主人公の物語です。
 
基本的にはファンタジー+音楽といった内容なのですが、予想外な展開もあり、個人的には非常に楽しめた作品でした。
 
ちょっと古いなと感じていたキャラデザも、素朴な絵の雰囲気が温かさを感じる本作に合っていると考えを改めてます。
  
国同士で争いが絶えないなど、物語のベースはけっこう重たいです。でも、コメディ要素や心温まる場面もあるので、シリアス一辺倒ではありません。
 
説明不足に感じる部分もあるし、粗もある作品なのですが、良い部分もたくさんあって自分は大好きな作品です!
 

2.『LOST SONG』ネタバレ感想

※ここから必要な範囲でネタバレがありますので、視聴後に読むことをおすすめしてます。

1.二人の歌姫が愛おしすぎる!

 
主人公やヒロインが二人以上いると『〇〇派』などに分かれる時もありますが、今回はどっちも大好きです! 主人公二人が出会うのはずっと後なのですが、互いの存在がなくてはならないかけがえのない関係なんですよね。
 
二人が一緒に過ごす場面なんてほとんどないのに、繋がりを強く感じさせる作り方には本当感心しました。
 
家族との約束を果たすため、自分の夢を追い続けるリン。歌が大好きなのに、悪用され悲しき道を歩むフィーニス。 リンは希望を持ち続け、フィーニスは絶望に染まっていく。光と影のように対照的に描かれている二人です。どちらもめちゃくちゃ良い子なんですよ。
 
愛する人を求めてさまようフィーニスを思うと辛すぎて、自分だったらと思うと胸が痛い。エンディング曲『TEARS ECHO』はフィーニスの心情そのものですね。
 
リンは大好きなことを貫いた子です。好きなことを貫くのって意外と大変なことだって思うんですよね。だから迷っても歌い続ける道を選んだリンの生き方が好きでした。
 
世界救済の話でもあるけど、これはリンがフィーニスを救いに行く物語なんですよね。
 
絶えず心の中で助けを求めていて、その声に誰かが耳を傾けて実際に来てくれたなら、それだけで救われるものがあるよなって思いました。
 
フィーニスの『助けて』には泣きました。フィーニスの本音が聴けて、それがリンに届いたのがもう感極まってしまって(笑)
 
ある意味フィーニスってボス的存在だと思うのですが、「ボスを倒しに行く話」ではなくて「ボスを救いに行く話」って考えると面白いです。
 
リンとフィーニスが手を取り合って最後に歌うシーンは、待ち望んでいただけにとても感動しました!

2.個人的にはめちゃくちゃ面白かった!

 
最初は「楽しめるかなぁ」と不安もあったのですが、観て良かったと思える作品でした! 欠点もありますが、そこもひっくるめて大好きです。 
 
最後まで観よって思ったのは、リンの家族・メルの存在が大きかったなぁ。脇役ではあるんですが、 歌うことを禁止されていたリンを不憫に感じていて、最後にリンの歌が大好きだと伝えるんですよね。あの場面は何回観ても泣ける。もうちょっと頑張って歌えてたらなぁ。
 
リンが歌うことに迷っても、メルとの約束がリンを前に進ませてくれたんだと思って観ていました。リンと家族の関係は温かくて大好きですね。
 
『何らかの理由で故郷を失い旅に出る主人公』はありがちな設定だと思うけど、なんか惹き込まれてしまいましたー。
 
あと徐々にリンに仲間が増えていくのですが、和気あいあいとした雰囲気も好きでした。特に好きなメンバーはポニー。面白いし頼れるお姉さんって感じでお気に入りです。
 
フィーニスサイドは、ヘンリーとの恋がメインに描かれています。お姫様と騎士という組み合わせが好きすぎた。悲恋なのが悲しすぎます!
 
ヘンリーとフィーニスの洞窟でのシーンは、思うことが色々ありすぎて辛い。この時の歌が『炎の鼓動』という曲で、二人にとって思い出の曲なのですが、後に残酷な使われ方をしてます。フィーニスに対して容赦なさすぎませんか?
 
フィーニスサイドで忘れてはいけない存在、侍女コルテ。フィーニスとの掛け合いも良かったし、どんな時もフィーニスの味方でいてくれるんですよね。
 
最後に希望を感じさせてくれる存在でもあり、歴史は違うけど関係性は似てくるということでしょうか。

3.『LOST SONG』の気になったところ

 
惜しいと感じた点についていくつか書きたいと思います。
 
・話数が短い
せめてあと1話は欲しかったです。主人公が二人以上いる作品だと、どこかのタイミングで出会うんだろうなと想像してしまいます。なので、リンとフィーニスの出会いは一番期待していたものだったんです。
 
だから、もうちょっと二人の会話を丁寧に描いて欲しかったですよねー。出会うのが最終話終盤。エピローグ手前ぐらいなので、尺が足りてないなと感じました。
 
・フィーニスの恋が報われない
あまりにもフィーニスが可哀想なので、ヘンリーとは結ばれて欲しいなと思ったのですが、そこらへんはシビアだなーと感じました。
 
やっぱり、フィーニスが好きになったヘンリーではないからってことですよね。あんなにも描かれていたフィーニスとヘンリーの関係が、後半ではほぼないのが切ないです。
 
・説明が足りてない
例えば、リンの家族関係。『両親はどこ?』『リン以外は血縁上の家族なの?』『アルの出自は?』と色々疑問に思うことが多いんですよね。タルジアじいちゃんは村の長老らしいので、身寄りのない子の面倒を見てるのかなと想像していたのですが、謎のままです。
 
他にも『ヘンリーの剣は歴史が変わっても、同じ場所にずっと突き刺さってたの?』など細かく上げればきりがないぐらいあります(笑) そもそも大事な歌の伝承についても説明が最小限な気がしました。

4.自分なりに考えてみました

 
フィーニスの設定について自分なりに考えてみました。
 
フィーニスの事情って、八尾比丘尼伝承に似てるんですよね。ちなみに禁忌である人魚の肉を食べて不老不死になった女性の伝承です。
 
『終滅の歌』は命を失う代わりに世界を滅ぼす歌らしいのですが、フィーニスは死んでおらず逆に死ねない身体になっています。

なので禁忌とされる『終滅の歌』を歌ったことで罰を受け、『生まれて死ぬ』という人の理から外されてしまったのかなと思いました。フィーニスがいた時代に限りなく似ている時代(まぎらわしい)が最後に出てくるわけですよね。
 
なのに、フィーニスらしき人物がいないのは何でかなと疑問に思ったので、ただ不老不死になっただけではないのかもと考えました。
 
同時に衛星(?)が少しずつ接近してくる現象も起きていて、その衛星がもっとも近づくのが6万年後らしいです。
 
この話題が出ていた時、すでにフィーニスは死ねない身体になっていました。そしてリンがいる時代が一番衛星が大きいので、フィーニスは6万年近くは生きているということなんですかね? 考えれば考えるほど難しいです!
 
 通常のループものは、ある地点に到達したら特定の時間まで巻き戻されて、それを永遠に繰り返すというイメージです。一定の期間を切り取って、それを何回も繰り返していくような? ちょっと適当に図にしてみたのですがこんな感じ(久しぶりに図形作った)

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ロストソングの場合は、もっと規模が大きいのかなと思いました。フィーニスから『円環』『何らかの理由で世界がリセットされる』という話が出てたので、こんな感じかなーとこちらも図にしてみました。(図作るの難しい)

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「なんでリセットされてんの?」って話ですが、何故でしょうかね。私は「そういう世界なんだな~」で納得しました(笑) 主人公二人や、演出、物語、台詞から思ったのですが、『始まり』と『終わり』をかなり意識して作ってるのですかね。
 
ただ闇落ち後のフィーニスの目的がちょっと疑問なんですよね。
 
いずれ衛星が衝突するんだから、『終滅の歌』を歌わなくても世界は終わるわけですよね。なのになんでそんなに歌いたかったのかなって。孤独な時間に耐えられなくなって、一刻も早く全てを終わらせたかったってことでしょうか。
 
難しい内容ですが、こういう世界設定は好きです。でも、話の雰囲気が大きく変わりますので、賛否は分かれそうではありますね。
 

3.『LOST SONG』の配信情報

 
NETFLIXにて1話~12話まで配信中! 『NETFLIXオリジナル』の1つです。
 

www.netflix.com